近年は、有害とされる物質を使わない商品や、天然成分のみでつくられた商品が登場するなど、危険が少なくなったと言えるフローリングワックス。
しかし、アレルギーが気になる方、小さなお子さん、赤ちゃん、ペットと暮らす方は、ワックスに潜む少しの危険も避けたいはず。「どんな成分が危険なの?」「フローリングから剥がれたワックスは危ないの?」などなど、心配するポイントはさまざまあるはずです。
今回は、フローリングワックスにまつわる危険性と、その回避方法についてご紹介します。
目次
フローリングワックスと剥離剤の成分に注意!
ワックスの健康への悪影響が気になる!?
フローリングワックスを選ぶ際に注意したいのが、健康に悪い影響を与える成分が入っているかどうか。市販のワックス剤は、化学物質を成分とする場合でも人体に影響のない範囲の基準に沿っているので、ある程度は安心して使用することができます。
しかし、化学物質過敏症やシックハウス症候群の発症が気になる方にとっては、微量でも原因となる成分が入っているかどうかは大きな問題。購入の際には、その商品に含まれる成分をしっかりと確認し、危険を避けるようにしましょう。
どんな成分に注意が必要か
成分に合成樹脂が含まれているワックスの場合、その樹脂と樹脂をつなぐ成分として亜鉛が使用されているケースがあります。
また、さまざまな成分を融合する揮発性有機化合物(VOC)や、樹脂の柔らかさやワックスの光沢を出す効果があるTBEPという有機リン化合物は、化学物質過敏症やシックハウス症候群の発症原因になると言われています。
いざ発症してからでは手を付けられなくなってしまうため、未然に防止しておくのが重要です。
剥離の際にも注意が必要
ワックス自体の成分に注意するだけではなく、古いワックスを剥離する際にも注意するべきことがあります。
液体タイプの剥離剤を使用する場合は、その成分確認はもちろん、剥離した後の処理も大事。剥離をおこなった後に出る汚水には、ワックス剤の成分だけではなく、フローリング自体に使われている接着剤が溶け出していることもあります。
剥離作業の後は汚水をキレイに除去し、有害な物質が残らないように清掃するようにしましょう。
危険を避けてフローリングを維持するためには?
安全性に配慮したワックス・剥離剤を選ぶ
現在は、危険な物質であるVOCを含まない商品や「亜鉛・有機リン化合物不使用」を謳う商品も数多く販売されています。
剥離剤に関しても、粘度を高くすることによって木材への浸透を抑え、フローリングから成分が溶け出さないように配慮された商品も存在します。
こうした商品を選ぶことで、フローリングワックスにともなう危険を大幅に減らすことができるでしょう。
市販のワックスには天然成分100%のワックスというものもあり、赤ちゃんやペットが床を舐めてしまうことを心配する方から支持を得ているようです。健康被害を避けるフローリングワックスのために、じっくりと商品を選んでみてください。
ワックスがけの必要がないフロアコーティング
また、危険な成分を一切使わないフロアコーティングを実施することで、健康への被害を気にすることなくフローリングを快適に保つことも可能です。
定期的なワックスがけや、それにともなう剥離作業も必要なく、成分が溶け出すことがないフロアコーティングであれば、小さなお子さんや赤ちゃん、ペットとの安心・安全な暮らしを実現します。
一度実施することで、日々のお掃除だけでメンテナンスできるフロアコーティングも、ぜひ検討してみてください。